「投資初心者の心構え」7つのマインドセット

投資を始めるとき、知識だけじゃ足りない。心が折れないようなマインドがないと、続けるのが苦痛になります。この記事では、初心者が最初に持っておきたい7つの心構えを、キーワードを交えて具体的に解説します。

1．短期的な利益を追いすぎない

「すぐ儲かる話」に飛びつくのはリスクの元。株式市場や新NISA市場には、短期の値動きに影響されやすい銘柄が多く、期待だけでは裏切られることも。長期視点、複利効果を重視する基本姿勢を持ちましょう。

元本割れや株価の下落は投資の常。これを「失敗」と思うか、「経験・知見を得る機会」と思うかで、その後の投資人生が大きく変わります。耐性を養うため、小さな下落を許容する心の準備を。

どれだけリスクを取るかは人それぞれ。生活費・余裕資金・目標期間などを基に、日本株・米国株・投資信託・債券などの比率を決めておくと、動揺しにくくなります。

SNSやニュースで話題になるテーマ株や流行言葉だけで判断しない。企業決算書・IR資料や公式情報を主体に、自分の基準で判断する習慣をつけましょう。

利回りだけを見ると失敗しやすい。売買手数料・信託報酬・配当控除・税金を差し引いた“手取り”がどれだけ残るかを見極めることが大切です。

まずは月1万円〜3万円など“自分が続けられる額”でスタートし、余裕がでてから増やすのが安全。積立NISAや低コストインデックスファンドを組み込むことを検討しましょう。

年に一度ほど、ポートフォリオの動き・目標との差を見直す。必要なら比率を調整し、ライフステージの変化（収入・支出・リスク許容度の変化）を反映させます。